パートナー

パートナーとの良い関係は育んでこそ、保つ事ができる

最近は離婚人口も増えましたね。

結構みんな気軽に「離婚しようかと思う。」という言葉を口にするようになったという印象を持ちます。

離婚した方が幸せになる事もあるとは思います。

ただ、お互いに納得して離婚した場合でも、多くの人は「できれば離婚しない方がいいよ。」と言います。 

離婚のプロセスは、とても辛いものだそうです。

もちろん、その辛いプロセスの後に、明るい未来が待っている場合もあるので、それは人それぞれで、離婚しない方がいいとか、した方がいいとか、一概には言えません。

ただ言えるのは、夫婦と言うのは、何もしないでよい関係を保つのは難しいという事です。

結局のところ、血のつながっていない赤の他人です。

習慣も環境も全く違うところで育った2人が一緒に住むわけですから、まぁ大変です。

しかも国際結婚なんて言ったら、全く違う文化、違う言葉をしゃべる2人が共同生活をするわけですから、それはそれは大変です。

だからお互いに良い関係を持ち続けられるように、日々育まなくてはならないのです。
 

とはいえ、夫婦不仲になってしまって、「この人と一緒にいるのは幸せでない。」と思い始める事もあります。

そんな時は、ではどうしたら自分は幸せになれるのか、ということを考えてみて下さい。

相手を変えようとしても、それはかなり難しいので、とりあえずは横に置いておいた方がいいです。

片方だけが、一生懸命問題解決をして、仲を回復させようとしても、相手にその気がなければ、状況は良くなるどころか、フラストレーションがたまるばかりです。 
 

私も離婚したいと思った事はあります。 (もう27年一緒にいるので、やっぱり危機はありましたよ~~)

その時に、「離婚したら私は幸せになれるのかな?」と考えてみました。

そうすると、そうではないような気がしたのです。

だから、「今は幸せではない、離婚しても幸せではない、どっちにしても幸せじゃないんだったら、離婚しないで幸せになれるようにしてみるか」と思ったのです。 

その結果、離婚に至ったたとしたら、それはそれで、そういう事だった、と自分の決断に後悔する事はないと思ったのです。
 

今では、そんな時期の事も思い出となってしまい、仲睦まじく過ごしています。

旦那はある時期まで「あの俺たちの仲悪かった時期は…」なんて、たまにいう事もありましたが、今では、そんな時期があった事も忘れてしまったようです。
 

余談ですが、スペイン結婚事情を。

スペイン国教はカトリック教。 

そして、カトリック教では、離婚は認められていません。

とはいえ、宗教上の結婚と、法律上の婚姻は別です。

宗教婚は、教会で神父さんの前で行う結婚です。

民事婚は、弁護士や、行政の責任者の立ち合いで行う結婚です。

教会では一生に一度しか結婚できないけど、民事婚は、何回でも離婚して、何回でも結婚できます。

だから、一回目は教会で結婚、その後法律上の離婚をして、2回目の結婚は民事婚という例がかなり多いです。

でも、神様の前では、2回目の結婚は有効ではなく、1回目の人と結婚したままです。

なんだかややこしい。

でも、信者にとっては、法律上の云々というより、結婚は神に誓うという事に意味あるそうです。

まあ、宗教とはそういうものなのですね。

でも、最近はカトリック教婚も少なくなって、民事婚がめっきり多くなりましたね~。
 

ゴンサレス靖子

 

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