自分の強み

悲観的な人も世の中に必要

私はかなり楽観的です。

というと、なんだか人生うまくいくとか、長生きするとかというイメージがありますが、一概にそうとはいえないんじゃないかと思います。

うまく生き延びていった楽天的な人は、確かに自分自身はハッピーです。

でも、楽観的な人は、危険を察知する感覚がにぶい。

どう考えてもうまくいきそうもない事も、なんだかうまくいってしまうような気がして、結局は痛い目にあってしまう事もあります。

その後、楽観的人ではなくなって、現実的人になったりします。
 

昔やった何かの心理テストで、「ギロチンに首を突っ込んだまま、笑顔でいるあなたの事を、周りは理解しないでしょう。」という結果が出た時、妙に納得しました。

確かに、どう考えてもそこはやめといた方がいいなじゃないの、ところに平気で入り込みそうになります。

そんなときに、現実的・悲観的な人から「ちょっと待って!」が何度かかった事か。

おかげで、無事なんとか生き延びています。
 

世の中楽観的な人ばっかりだったら、混沌としたカオスが起きるだろうな、と思います。

現実的な人、悲観的な人もいるからこそ、世の中うまく回っているんじゃないでしょうか。
 

実際私の旦那は、悲観的です。

面白そうな事があると、私は何も考えずに飛び込みそうになります。

すると旦那が「よく考えてごらん。 それをすると、こうなるかもしれないし、こういう事が起きるかもしれないんだよ。」と、冷静に考える隙間を与えてくれます。

両親や友達も、そうやって、いつも危険を察知させてくれました。

私の楽観を中和してくれます。

(とはいえ、誰になんと言われても絶対やりたい事は、反対意見を聞きたくないので、黙ってシレっとやってから、事後報告ですが。 旦那が誰かから「靖子はどうしてる?」と聞かれたときに「静かに好き勝手やってるよ。」と言っていたのを聞いた事があります…バレているようです。 )

だから、世の中に楽観的な人ばかりいても困るのです。

楽観的な人は現実的・悲観的な人に助けられています。

現実的・悲観的な私のまわりにいる人は、「靖子といると、元気になる。」「チャレンジしようという気にさせてくれる。」「場を明るくしてくれる」「安心させてくれる」などと言ってくれるので、楽観的な人も、現実的・悲観的な人の役に立っているのではないかと思います。

持ちつ持たれつですね。

うまくできているものです。

だから無理して、楽観的になろう、ポジティブになろうと思わなくてもいいと思うのです。

世の中のみんなが、私みたいだったら危なすぎて怖い!!!
 

ゴンサレス靖子

 

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