起業

中・小の収入を得る兼業をするのもいい

今日は、失業に関してのニュースが流れていました。

そこで、ふと思ったことがあります。
 

2018年のスペインの失業率は14.3%でした。

高いですね!

(ちなみに、日本は2.4%だそうです。)

これでも随分良くなり、長い間、20%を超えていました。

そして驚く事に2018年の25歳以下の失業率が32.6%。

新卒や新卒ほやほやの就職難だなんて、もったいない!
 

スペインは、こんなに失業率が高いので、自分でビジネスを始める人口も多いです。

会社勤めでも、仕事を失う事を恐れて、副業をする人もいます。

スペインは、基本的には副業はOK。

だから、副業という呼び方はせずに、兼業という言い方をします。

労働基準法で、ちゃんと兼業についての決まりがあるので、一つの制度として出来上がっています。
 

だから結構大ぴらに兼業をやっている人とも出会います。

「あれ、あなたセラピストだったよね。」と思ってたら大企業の人事部の社員でもあったりして、最初のうちは、驚かせてくれました。

「会社作ったの。」というから、それまで勤めていた会社は辞めたのかな、と思ったら、続けていたり。
 

頑張る人は物凄く頑張るので、会社側は全然構わないだろうし、税金類をちょっと余計に払わなくてはならないので、政府にとっても都合がいいのでしょう。

そんな知り合いから、「貸しているアパートの住民が出て行ったから、誰か借りたい人、知らない?」なんて、メッセーが入ってきたりして、「え~、不動産収入もあるんだ。」とまた驚きます。

収入源をいろいろと持っていて、賢いなあと感心しました。

一か所から、大きな収入を得るのは、なかなか難しいかもしれません。

でも、中ぐらいや小さい収入をいくつか持っていて、それを合計すると、大きな収入になります。

そして、中小の収入を得る仕事は、ものすごくハードルが高いわけではないはず。

ただ、一つの仕事をするのもたいへんなのに、いくつもの仕事を掛け持ちするというのは、実際問題かなり大変です。

でも、それが好きな事だったら、できちゃうんです。

「兼業」の彼女達は、自分の好きな仕事を兼業してます。
 

今やってる事は、やめなくてもいいから、自分の好きな事で、小さな収入を得る事を始めてみるのも、いいのかもしれません。

日本も「副業」ではなく「兼業」と呼ばれるような働き方が、そのうち始まるような気がしています。
 

ゴンサレス靖子

 

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