今の仕事には、満足していない。
心から楽しいと思える仕事をしたい。
でも、自分に何ができるかわからない、という理由で立ち止まってしまいまう方がたくさんいます。
と言いつつも、よくよく聞いてみると、こんな事をやってみたいと思うんだけどとか、ちょっとこういう事を勉強してみたんだけど、なんて話し始めます。
そんな事を話しているクライアントさん達は、とっても楽しそうです。
「へ~、いいじゃない。」と思うと、「でも、それを自分ができるとは思わないから…」などと言います。
そんな、そんな、そんな~~!
それはもったいない。
できるかできないかなんて、わからないじゃないですか。
(私は、楽天的なので、できると思ってしまいます)
せっかく、やりたい事が見つかっているのに、そこで何も始めないのはもったいない。
だって、今の仕事が嫌なんでしょ~。
それを一生やって行こうとは思わないんでしょ~。
で、やりたい事が、わかってるんですよね??
で、やらない??
やろうとしている事は、案外簡単かもしれないですよ。
まずは、やってみて、うまくいかなかったら、そこでやめてもいいじゃないですか。
そんなに構えなくったて。
そして、また他の事をやってみる。
または、他の方法でやってみる。
もし、それもうまくできなかったら、やめて、他の事をやってみる。
他の方法でやってみる。
そうやって、試行錯誤をしているうちに、「これ!」というもの見つかります。
でも、やらないと、なにも見つからないんですよ。
そうは言っても…
行動に出るタイミングというのは、人それぞれなんです。
あまり考えずにさっと行動する人もいれば、石橋を10回ぐらい叩いて、あらゆるリスクを予想して、対策を立てないと行動できないタイプの人もいます。
さっと行動する人の事は、今日はちょっと横においてきます。
では、なかなか行動に移せない、石橋10回タイプ。
このタイプに、さあ、考えないでとっとと行動して下さい、と言ってもそれは無理です。
かえって、固まってしまいます。
このタイプの方は、いくらでも時間をかけて、もうこれ以上のリスクはない!というぐらいリスクを予想して、とことん対策を立ててみるのがいいです。
そうやって、大丈夫だ!と確信できた時、行動に移る事ができます。
でもこの石橋10回タイプは、とことんまで考えずに、途中で考える事をやめてしまう事が多いのです。
故意にやめる時もありますが、日常の忙しさに紛れて、忘れてしまうのです。
だから、行動ができないように一見見えてしまいます。
もし、あなたが、石橋10回タイプなら、行動する事を目標にするのではなく、最後まで考えぬく事を目標にしてみて下さい。
その後で、きっと無理なく行動に移す事ができるでしょう。
ゴンサレス靖子