人は必ず自分だけしか持っていない才能の資質を持っている、そう私は信じています。
誰でも例外なく持っています。
その形はさまざま。
そしてその才能の資質は、強みとして出る場合も、弱みとして出る場合もあります。
たとえば「親密性」という才能の資質を持っている人。
初めての人と話をするのは、あまり心地よく思いません。
少数の本当に信頼している人に囲まれている時の方が、心地よいのです。
表面的な付き合いはあまり好きではなく、本音で何でも言い合える人と、丁寧に一人ひとり関係を築いています。
一度友達になると、深い信頼を得て、 長く続く親密な関係性を築きます。
このタイプの方は、知らない人がたくさん集まるパーティーなどはあまり好きではありません。
また、大勢の前で話をするのに抵抗がある、という方が多いです。
講演やセミナーをする際に、どうもうまくいかない、という話も何度が聞きました。
うまくいかないかどうかは別として、気は進まないだろうな、とは思います。
このタイプの方は一対多数の対話は得意ではなく、一対一で対話することを好みます。
だから、不特定多数に話をするときは、どうしたらよいかわからなくなってしまう事があるのです。
一方、初めての人とも、まるで昔からの友達のように話をする事ができるタイプの人もいます。(社交性資質)
新しい人との出会いは、このタイプの方の栄養源です。
人当たりよく、にこやかで、パーティーの花でもあります。
ただ、一人一人との深い関係は求めなので、表面的な付き合いを好みます。
そして、長く続く信頼関係を作るのは苦手です。
こうやって、ひとそれぞれに、特有の強み、弱みがあります。
そして、それぞれの強みを最大限広げる方法や、弱みを強みでカバーする方法があります。
人生を豊かにすごくコツは、自分自身を深く知って、弱み弱みと認め、強みを活かしていくこと。
それを実践できるよう、お手伝いしています。
ゴンサレス靖子