先週、自分の強みについて、いろいろと話をするオンライン強みトーク会がありました。
自分とまったく正反対の強みを持つ人の話を聞くと、いつも「なるほどね~」と感心させられるものです。
今回は、物事や人の良くない部分に注意がいくという方たちの話に聞き入りました。
多くの人が気づかない”問題部分”を見つけて、解決するのが得意な方たちです。(ストレングスファインダー[回復志向])
面白い事に、1人はお医者さん、1人はケアマネジャーさんでした。
このお医者さんは、当たり前ですが、”どこかが悪い”病人に注意がいき、健康優良児みたいな人にはまったく興味が湧かないそうです。
そして、病気を治そうとしている時はその人に対して熱心なのですが、一度治ってしまうと、急に興味がなくなるそうです。
ケアマネジャーさんも同じ事を言っていました。
ひとたび元気になって、自宅に帰れることが決まると、嘘のようにその人に対して興味がなくなるそうです。
二人とも、自分に対しても、できている部分より、できていない部分に注意がいくらしいです。
そして、それをなんとか克服しようと奮闘すると言っていました。
理論的にはわかってはいたつもりですが、感情をこめてそういわれれると、「うわ~~、そうなんだ~~!!」と改めて感心します。
私は、このお二人と正反対です。
人の良い部分に注意がいき、その部分をさらに伸ばしたいと思うタイプです。
だから、このお二人と違って、知人でない病人は苦手です。(家族、友達、知人は別です。)
たとえば、アフリカの病気の子供達の映像などを見ると、滅入ってしまい、エネルギーが吸い取られるような感覚があり、助けるどころではありません。
この[回復志向]の強みをもつお医者さんとケアマネジャーさんは、現地に行って病気の子供達を助けたいと思うタイプでしょう。
私は、アフリカの子供達を助けるなら、そこに学校を設立して、元気な子供達を対象に教育をして、将来のお医者さんを育てたいと思うタイプです。
私達はそうやって、それぞれまったく違う強みを持っているから、世の中うまく回っていくんだなあ~、とつくづく思いました。
世の中というと、範囲が広すぎますが、仕事のパートナーとか、友達とか、家族とかにも当てはまりますよね。
お互いがそれぞれ持っている強みを発揮して、協力し合っていけたら、最強です!
ゴンサレス靖子