強みの観点から見た時のエネルギーが、ものすごく高いお嬢さんを持つ友人がいます。
友人自体は、お嬢さんと反対の雰囲気を持ちます。
人の話をじっくりと聞き、物静かに考えるタイプです。
お嬢さんは、前向きで、向上心があり、物事の改善策や目標を達成する為の案などがいろいろと浮かび、それを実行していきます。
今は大学生です。
この友人を含む、強みコーチ仲間で雑談したとき、一人が言いました。
「たとえばマックで働いたとしたら、かわいくて、愛想がいいから、カウンターでの接客係になるだろうけどさ。
そのうち、そこでたくさん改善策が思い浮かんで、きっとそれをマネージャーに提案するよね。
それで、次々と、いろいろな事を改善をしていって、日本一の売り上げのお店にしそうだよね。」
でも、現実は違うらしいです。
マックではありませんが、今のバイト先では、思い浮かんだいろいろな改善案やアイデアを、提案はするのですが、いつもそれを思いっきりけなされるそうです。
挙句の果てには「うるさい事ばかり言うな。」と煙たがられて、いじめられる事もあるとか。
”出る杭は打たれる”らしいです。
「 もったいない!」
全員が口を揃えて言いました。
せっかく、こんなメラメラしたすごい強みがあるのに、それを活かせない…
「でも、彼女は社会人になったらきっとものすごく活躍するよ。」
というのがみんなの意見。
「でも、それには、その強みを発揮できるような環境を選ばないとね。改善案やアイデアを全部は採用してくれなくていいから、とりあえず聞いてくれるところでないと。 そして、バリバリ働かせてくれるとこね。」
と意見は全員一致。
環境次第で、彼女の優秀さが発揮できるか、またはつぶされて苦しむか。
ちょっとした選択が、人生を大きく左右させる事ってありますよね。
そして、もし、間違えて選択してしまった場合は、変える勇気を持って、自分に合った環境を探し続て欲しいです。
せっかく、こんなにいい強みがあるんだから。
ゴンサレス靖子