起業

無理なく、強みを使ってビジネスを始めてみる

ある方が、こう言っていました。

「新しい収入の道を開きたいけれど、自分に一体何ができるかわかりません。

やりたい事はあったのですが、実力不足で目指していた事ができそうもなくて、がっくりきているところです。」
 

いや、いや、そんなすぐに諦めないでくださいよ。

自分に何ができるかわからない、というのは、当たり前といえば、当たり前です。

やった事がない事は、できるかどうかわからないじゃないですか。

やりたい事があればそれで上等。

実力不足だと思ったら、実力をつけていけばいいのです。

何もしなかったら、実力はつかないけれど、やれば必ずついてくるもの。

難しそうだったり、大変な事はやらなくていいから、まず今すぐにできる、簡単な事からやってけばいいのです。
 

例えば、ビジネスを始める時、サービスを提供する場合は「ココナラ」とか「ランサーズ」などのプラットフォームを利用するのは、手っ取り早い方法です。

事務サービス、WEB・動画・画像作成、翻訳、コンサルティング、占いなどがサービスに当たります。

物を売る時は、言うまでもなく、Amazonや楽天が大手ですよね。
 

商材や、ターゲットのお客さんを選ぶ時に、自分の強みを考慮するのも、一つのいい方法です。

たとえば、自分は高価なものを扱った方がうまくいくか、安価なものを扱ったほうがうまくいくか、なども自分の強みが関係してくるんですよ。

もちろん、自分の強みだけでは決められませんが。 
 

ポジティブな人を相手にする方がいいか、ネガティブの人を相手にする方がいいか、じっくり時間をかけてやるものがいいか、スピード重視のものの方がうまくいくか、なども強みに関係してくることがあります。
 

クライアントさんで、安価な日用品を販売するビジネスをしている方がいました。

「なんだか、このビジネスしっくりこないような気がする、これからこれを続けていっていいのかどうか不安。」と悩んでいました。
 

このクライアントさんの資質の一つに、「最上のものを好む」というものがありました。

物だけではなく、最上の人を好み、自分も最上になる事を目指す資質です。

その点を考慮して、いろいろ聞いてみると、自分の売っている商品にはまったく魅力を感じないとの事。(あらあら…)

そして、「キラキラしたものが好きなんですよ。宝石が大好きで。 あ、宝石鑑定士の資格を持ってるんです。」と言うではないですか。

「早く言ってよ~。」と心の中で言いましたが、クライアントさん自身は、全然そのことを重要視していなくて「好きな事を勉強したついでに取った資格」ぐらいにしか思っていません。

そういうすごいところも、案外自分ではわからないものですね。

質屋さんなどで働く事が、宝石鑑定士の仕事を手っ取り早く生かすことができるらしいですが、「それはイヤなんですよね~」と言います。

でも、宝石を売るというのは、いろいろと準備も資金も必要なので、すぐにやるのは少しハードルが高いです。

ただ、宝石でなくても、質の良い高級なものと接している方が、気分がいいという事は明らかにわかりました。

だったら、高級なものを高く売るビジネスをしてみようという事になりました。

まずは、高級なバックを売ろうという事を計画しました。

「なんだかワクワクします! この方が自分にしっくりくるのを実感してます。」と言いました。

軌道に乗るまでは、日用品販売と並行して行います。

急激な変化をしなくてもいいのです。

今できる事からやっていけば。
 

ゴンサレス靖子

 

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