好きな事をして生きる

余裕がないと、「好きな事を仕事に」なんて言ってられない

私が、好きな事を仕事にするのを勧めているのはご存じだと思います。

理由は、好きな事だと、楽しいし、周りの批判も気にならないし、思うように行かないときでも、諦めず続けていくことができる可能性が大きいからです 。

とはいえ、好きな事を仕事にするということは、贅沢なことでもあります。

好きな事を仕事にしたいと思えるのは、ある程度余裕があるからです。

心の余裕。

金銭的な余裕。

時間的な余裕。

何を持って、「余裕」というのかは、議論点かもしれません。

それでも、「明日食べるものにも困っている。」という状況では、「好きな仕事で収入を得たい。」など言っている余裕はなく、とにかくどんな方法でも良いからお金を得る方法を考えるでしょう。

(余談: とはいえ、明日食べるものに困っていても、好きな事で収入を得る事を突き通す人達もいます。
ミュージシャンや俳優やそのほかのアーチストなどでしょうか。
お金はなくても、心の余裕や、情熱やエネルギーや信念がとびぬけてあるんだど思います。 これは特別な例です。)

とはいえ、私のこのブログを読んでいる方は、ある程度余裕がある方で、そのように切羽詰まっている方は多分いないのではないかと思っています。

あなたは、「好きなことを仕事にすることができる」というチャンスが与えられている一握りの恵まれている方だと思っています。

もちろん、私もその一人だと思っています。
 

実際にスペインという国は、失業率がメチャメチャ高いです。 

私がスペインに来たときは失業率は20%を超えていました。

現在の新卒を含めた25歳以下の失業率は約40%です。
 

大学を卒業しても約半分は仕事につけないという状態です。

だから、「アルバイト」とか「パート」のような気軽な働き方は存在しません。

そうやって、好きな事を仕事にしようなんて悠長なことを言ってられない状況の人たちをたくさん見ています。

だから、余計に、好きな事をできるというチャンスが与えられているのが貴重だと実感できるのだと感じています。

そのチャンスを与えられているなら、活かして 欲しいなと思っています。
 

とはいえ、そんなこと言われたって、実感ないですよね。

私だって、「アフリカの子供たちが…。」云々の話をされても、理屈ではわかりますが、やっぱり実感がわきません。

どうやったら、「好きな事を仕事にすることができるという環境にいる貴重さ」を実感してもらえるかなあ…と思索中であります。
 

ゴンサレス靖子

 

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