やりたい事があっても、「でも、やっぱり私には無理だよね。」と思って、諦めてしまう事はたくさんあるかもしれません。
でも、そこで諦めてしまっては、すべては終わり。
何も始まりません。
だからといって、「自分には絶対できる!」と思いなさい、と言われたとしても、すぐにそう思えるなら苦労はありません。
ただ、「私には無理」と思った時点で、そのことに対しての思考停止をしてしまいます。
本当はできることも、できなくなってしまうことがあります。
ですので、そんな思考を少し動かすために、「無理だとは思うけど、ちょっと試してみるか。」と思ってみます。
「無理だよ~」という気持ちは否定しなくてよいのです。
(というか、できません。)
「でも、まぁ、試してみるか。」と思うと、今度は、どうしたらできるかという方向に、脳が働き出します。
そうすると、何らかの方法が思い浮かんでくることがあります。
そして、実際にやってみると、案外できたりもします。
私も、「どうせ無理だけど、試したって言う事実だけを作るためにやってみるか。」と思ってやった事はたくさんあります。
例えば、自分が出る動画作成。
顔出しすること自体が、嫌なわけではなかったのです。
「いい動画ができたら最高!」とは思っていました。
ただ、動画撮影は緊張してしまうので、顔がこわばるし、言うこともすぐに忘れてしまうので絶対無理だと思っていました。
そして、長年動画をつくる事を拒否していました。
でも、私が怪しい人じゃないことを知ってもらうために、やはり動画はあった方がいいと思い始めました。
そこで、「無理だとわかってるけど、ちょっとやってみて、本当に無理だという事を証明しよう。
それを見て、何か代替案を出してもらえるかもしれないし。」と思い、動画を作ったことがあります。
作ってみると、出来はよくはありませんでしたが「まあ、なんとか大丈夫なんじゃない。」という程度には出来上がりました。
私としては、「ううううううんんん…….」と唸ってしまう出来なんですが、しょうがありません。
でも、「無理だ!」と思いつつも、やりたいと思っていた事ができたので、それはそれで満足でした。
後は、回を重ねて、少しづつ、うまくできるようにしていくしかないと思っています。
いつかは、「いいねえ!」と自分でも思える動画が、できるようになるのではないかと思っています。(楽観的すぎるかな)
動画を見て、私のセッションの申し込んでくれた方もいたので、もしずっと「無理無理!」とだけ思っていたら最思考停止してしまって、動画を作る事もなく、あのクライアントさん達とのご縁はなかったなあと思うと、「絶対無理!」と思いつつも、とにかく、やってみてよかったと思っています。
ゴンサレス靖子