成功を目指して物事をやり遂げる時は、意志の力を使ってがむしゃらに張るのではなく、ゆるく進んでいくのが一番です。
怠惰とは違います。
余裕を持って進んでいくと言った方がしっくりするかもしれません。
80%ぐらいの力やったり、集中しすぎず、かといってまったく集中しないわけでなく、心地よく適度な集中力でやるという感覚です。
一生懸命に成功を追求したけれどうまくいかず、偶然をきっかけに何気なく始めたことが大成功した、ということはよくあります。
あなたも、ものすごく努力したことは、今ひとつ思うようにいかなかったけど、力を入れずに、流れに任せてやったことがうまくいってしまった、という経験はないですか?
まさにそれなんです。
成功というのは、自分ひとりが頑張ったからといって、手に入れる事ができるわけではなく、環境とか、タイミングとか、市場とか、時代の流れなど、いろいろと自分ではコントロールできない外部の要因が大きく影響します。
ということは、外からの要因に対応できるような、柔軟な考えや鋭い感性を持ち、軽やかに行動ができたほうが、成功の確率が大きくなります。
それには、がむしゃらに一点だけを見続けて、周りが見えないぐらい根を詰めて頑張るのは、逆効果です。
間違った方向に努力をしていたとしても、気がつかないかもしれません。
それでは、いつまでたっても成功には到達しないし、身も心もヘトヘトになってしまいます。
それより、余裕を持ってできる環境づくりや、仕組みを作って、ゆるく進んでいく事を心がけるといいです。
そして、それを根気強く、成功するまで続けて行くのです。
ゆるくなら、続けていくこともそんなに苦になりません。
続けていくプロセスが楽しければ、なおさらいいです。
「頑張らなければ!!!」と力むのは、つらいし、続かないので、今一度「ゆるく長く楽しく進んでいく」ことを考えてみてくださいね。
ゴンサレス靖子