「自分のやりたい事っていったいなんだろう? あれかな? これかな?」と迷っていいるときに、一番もったいないのは、そのままずっと迷い続ける事です。
というもの、本当にやりたいかどうかは、やってみないとわからないもの。
そして、その選択がよかったかどうかは、すぐにはわかりません。
結局後付けで、「振り返ってみたら、あの選択がよかった。」と随分時間がたってから感じるものです。
私は昔は、本当に迷って決められないときは、コインを投げて決めました。
とにかく決めて前に進みたい、でもどれに決めたらいいかわからないと、悶々としていた時に、やってみました。
無責任なようですが、それしか方法がないような気がしたのです。
それが案外いい結果を生みました。
とにかく前に進みたかったので、暫定的にでも決断することは、何よりも重要だったからです。
20代の頃は、随分コインを投げる回数が多かったです。(笑)
散々投げたので、決断のコツみたいなものが知らないまに身について、たぶんもう20年ぐらいコインは投げていません。
ただ、私と違って、「そんな方法はいや。前に進まなくていいから、じっくりと考えたい。」と思う人もいるでしょう。
じっくり考えるのが心地よいなら、とことん考えいいと思います。
でも、その状態が心地よくなくて「いやいや、そうは言っても、やっぱり前に進みたいんだよね。」と思うとしたら、強引にでも一度決定してみることをお勧めします。
たとえば私は最初から「強みを活かす」事をやっていたわけではなく、試行錯誤した結果、ここにたどりつきました。
最初は、何をやったらいいかわかりませんでした。
いくつか案を出したものの、どれもよさそうだし、そうでもない気もしました。
というより、やったことがないので、はっきり言って、判断がつきませんでした。
とは言っても、どうしても前に進みたかったので、もうほとんど、「どれにしようかな、神様の言う通り♬♬」という感じで一つ選びました。
それがうまくいったかというと…そうでもありませんでした。
そこで、どうしてうまくいかなかったのか、という事を踏まえて、次の案に行きました。
そして、次の案は「これきっと私にぴったり」と思ったのですが、いざやってみるとあまりしっくりきませんでした。
ですので、またどういう部分がしっくりこなかったのか、という事を分析してみて、再び、次になにをやろうか案を考えました。
そして次にやったことを元に、改善してまた次、そしてまた次とやっていくうちに、「これが私のライフワーク!」と思えるものに到達しました。
当てずっぽうでも、最初の一歩を踏み出したことが、結局私の人生を変えたといっても大げさではありません。
まずは最初の一歩を踏み出す。
そうすると、自然と道が見えてきます。
ぜひ、「面倒…。」などと思わず、最初の一歩を踏み出してみて下さい。
きっとあなたの人生変わります!
ゴンサレス靖子