自分ができそうもない事にチャレンジする時、「絶対自分はできる!」と思った方がうまくいくと思いますか?
私はそうは思いません。
なぜかと言うと、私は呆れるほど「できない。」「それ無理。」などと言いますが、そのように言った事が、すべてできなかったかというと、そうでもないからです。
例えば、スペインで就職しようとした時も「まあ、無理でしょ。」と思っていたし、永住も「まさか、できるわけないでしょ。」と思っていました。
コーチの仕事も「私が?」と思っていました。
それがどれも、割とあっさりとできてしまいました。
何か月か前に、筋トレを始めた時、ベテランの仲間が「こうやるんだよ」と繰り返し教えてくれたのですが、その度に「いや、それ私には無理」「いや~~、私にできるとは思えない」の連続でした。
それでも、できる範囲でやっていったところ、徐々にできるようになりました。
できない事を無理に「できる!」と思おうとするのは苦しくないですか?
私はイヤですよ。
それこそ「無理」です。
そして「苦しい」というのは、何かがうまく言っていないという事だと思うのです。
それでは私がどうしているかというと、まずは「無理でしょ。」という気持ちを受け入れます。
そのあと「絶対無理だと思うけど、まあ、ダメ元でやってみるか。やりたいんだから。」と、やってみます。
そうすると楽な気持ちでチャレンジできます。
できなかった時は「やっぱり思った通り無理だった。」とさっさと諦めますが、できた時は「お~~!! できたじゃない!!」と、とても嬉しくなります。
無理にできない事をできると思うのではなく、素直に「自分は無理だと思ってる。」と認めたうえで、「でも、やりたいからやってみる。」と行動に移すのが一番うまくいくし、気分が楽です。
とりあえず今できることから、ダメもとでやってみることをお勧めします。
案外簡単にできてしまうかもしれません。
うまくいかなたかったら、すぐやめてしまっていいと思うと、簡単に取り掛かれるような気がしませんか?
毎日100回「自分は絶対できる!」と唱えていても、何もやらなかたら、結局はなんの結果も出ないのです。
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 Robin Higgins~Pixabay