私達は「これをやろうかどうしようか…やったほうがいいような気もするし、やらないほうがいい気もするし…よくわからない…。」と決断に迷う事があります。
決断のための情報を一生懸命に集めても、なんだか混沌としていて決められなかったり、スパッと割り切れなかったり、どっちつかずだったりすることはあるものです。
一生懸命に論理的に考えたり、プラスマイナスを考えてもどうしても判断がつかない場合もあります。
もう、それ以上考え続けても答えはでないかもしれません。
そんな時は、感情で決断する事をお勧めします。
というと、少し無謀に聞こえるかもしれません。
でも、決断をせずに迷っている間も、どんどん人生は進んでいきます。
その間に大きなチャンスを逃してしまうかもしれません。
だとしたら、とりあえずは決断したほうがよいのではないでしょうか。
感情で決断するというのはどういうことかと言うと、それをやりたいと思うか思わないかという事で決断するという事です。
やりたいと思ったらやる。
やりたくないと思ったらやらない。
実にシンプルです。
もし、やりたいのか、やりたくないのかもわからない時は、現状維持を打破するためにも、やってみることをお勧めです。
論理を捨てて、ひたすら自分の声を聞いてみるわけですが、気を付けなければならない事があります。
「世間一般にはこうだから」「周りがこう言っているから」と社会や家族の声に惑わされないようにしなくてはなりません。
「それをやりたいのか、やりたくないのか」という事を自分と向き合ってしっかり考えてみてください。
回りの声を気にしてしまって、自分がやりたいことができなくなってしまったり、先送りにしてしまうことはよくあることです。
もちろん決断を間違える事もあります。
その時は、また決断しなおせばいいのです。
決断してやってみて、うまくいかずに後悔することもあるかもしれません。
でもやらずに後悔することだってあるのです。
決断というのは、現状維持に対するチャレンジです。
今よりも、よい状態を実現するためも、自分がやってみたいと思うものについてはどんどん実行していく決断をしていくのは必要な事だと思っています。
自分の気持ちを必要以上に押さえつけず、決断につなげてみることをお勧めします。
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 Robin Higgins~Pixabay