前回の続きです。
自分のビジネスを持ちたいと思って、プロポリス喉スプレーの販売をやってみたけれど、その仕事があまり好きではない事に気づいてしまいました。
ですので退散です。
他の事をやるわけですが、今度は物ではなく、サービスを提供する仕事をしようと思いました。
もちろん、自分ひとりではアイデアが浮かばないので、コンサルタントさんに相談しました。
まずは、最初に始めたのは日本人海外在住者の悩みを聞くサービスです。
悩みを解決する悩み相談ではなく、ただ単に悩みを吐き出しもらい、それを聞いているだけのサービスです。
需要はあったのですが、どうもこれも自分には合わず、2-3か月でさっさと退散することにしました。
さて次は何をしようかねえ…と考えていたとき、ちょうど日本に行き、コンサルタンさんとランチをすることになりました。
その時の雑談で、ストレングスファインダーにはまっている事を話していたら、「え、じゃあそれをビジネスにすれば?」と言われたのです。
当時、ストレングスファインダーは私の趣味だったので、自分の頭の中ではビジネスに全く結びついていませんでした。
テニスが好きなら、プロのテニス選手になったら?と言われたような感覚でした。
ですので、私の反応は、「まさか~~! 私にできるわけないですよ~~!」でした。
とは言え、よくよく考えてみると、不可能ではないような気もしてきました。
しかも、これが仕事と結びついたら楽しいだろうな、と考えるとワクワクしてきました。
そこで「無理~~。」「いや大丈夫。」「でもやっぱり無理~~。」とダダをこねながらも、恐る恐るストレングスコーチの仕事を始めました。
やってみたら、楽しい!!!
「え、これが仕事!? いいの?」という感じでした。
もちろん最初から大繁盛というわけにはいきませんでしたが、楽しさだけはたっぷりありました。
楽しいから、少しぐらいうまくいかない事があっても、へっちゃらで、やめることは問題外でした。
そうやってかなりの期間続けているうちに、「これって、私のライフワークだ!」と思えるようになりました。
こうやって、随分と長い時間がかかって、私の「やりたい事」が見つかったわけです。
「これが自分のやりたい事!」と確信できたら人生がパッと明るくなっり、今までとは違う視点から世の中を見られるようになりました。
そんな気分を他の人達にも味わってもらえたらと思い、今のお仕事をやっています。
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 Silvia~Pixabay