好きな事をして生きる

続かない目標にサヨナラ:報酬を見つけて継続の喜びを味わおう

あなたがもし今年の目標を立てていたとしたら、(”今年”でなくてもいいのですが)達成に向かって、行動を継続しているでしょうか?

もし、いい調子で継続しているようでしたら、優秀!

でも、もし、すでに諦めてしまっていたり、いつのまにか忘れてしまったとしても、落ち込まないでください。

それはごく当たり前の事です。

というのも、新年に立てた目標や抱負を一定期間継続できる人は、ほんの一握りだからです。

そして、もしかしたら、いつのまにか忘れてしまうような目標は、自分にとって重要ではないのかもしれません。

だったら、さっさと、きっぱりと諦めてしまうのも一案です。

とはいえ、いざそうそう言われると「いやいや、諦めたくはないんだよね。 これって重要だし、成し遂げたいとは思ってるんだ。」と思うかもしれません。

だとしたら、やっていきましょうよ。
 

まずは、どんな時に無理せずに継続できるでしょうか?

それは、継続したときに得られる報酬が、コストより大きいと感じられる時です。

たとえば私はピラティスを約3年間、週2回以上ほぼ休まずに行っていますが、これは報酬がコストより大きいからです。

ピラティスを始めたのは、関節の痛みを感じ始めた時です。

これ以上進ませないようにするためでした。

実は、私はスポーツは生まれてからずっと好きではなかったので、自分が定期的に運動をするようになるだなんて、夢にも思っていませんでした。

周りの人達も、私が運動をする気になったという事に驚き、「まあ続いても3か月ぐらいでしょう。」と思っていたようです。

いざ始めてみると、痛みがピタッとなくなり、体の調子もすこぶるよくなりました。

通うのに時間がとられるし、面倒ではありますが、そんなコストより、痛みがなくなる、さらには体の調子が良くなるという報酬の方が大きいのです。

きっと、状況が許す限り一生続けると思います。
 

反対に、継続によって得られる報酬が感じられないと、私たちはどんなに小さなコストのものでも、あっという間にやめてしまうことが多いです。

例えば、クライアントさんに、「週2回は1万歩歩く」という目標を立てていた方がいましたが、いつまでたっても、やっては、やめ、やってはやめと、継続する事ができませんでした。

お話を聞いてみると、目的地がないのに、歩き回るというのが、どうも腑に落ちないと、無意識に感じているようでした。

でも、健康診断に引っかかて、お医者さんに「週2回は1万歩は歩くように。」と言われたので、まじめなその方は、それを実行しようとしていたのです。

ただ、その方にとっては、それれにかける時間もエネルギーも大きなコストで、報酬はほぼ感じる事ができません。
 

話をしているうちに、「ズンバってちょっと興味あるんだけど。」とおっしゃいました。

そこで、ズンバを始めたら、なんと、続く、続く!

その方にとって、ズンバはたくさんの報酬があったのです。

踊る事が楽しい、できなかった動きができるようになるのが嬉しい、仲間と一緒にやって楽しい、普段の生活で体が機敏に動かせるようになった、などなど。

健康のために行うなら、何も「週2回1万歩歩く」事に固執せずに、自分にとって報酬が大きいものを見つけて、それを続ければいいのです。
 

継続したいと思ったら、とにかく報酬が多く感じられる事や方法を見つけてみる事をお勧めです。

今私達が日々のの生活の中で続いている多くの事は、きっと報酬がコストより大きいからです。

すぐには見つからなくても、諦めずにいろいろと試してみてくださいね。
 

ゴンサレス靖子


 

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■ 写真提供 Angelica Barbieri~Pixabay

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