自分の強み

才能の種を育て、花を咲かせる秘訣

私の住んでいるスペインはカトリックが国教であり、最近は減ってきたとはいえ、ほとんどの人がカトリック教徒です。

私はカトリック教徒ではありませんが、旦那に付き合って、たまにミサに行きます。

教会は、天井が高くて気分が良く、数々の芸術品が飾られていて、豊かな気分にさせてくれます。

そこに集まる人たちは「良い人になろう」という意思を持っているので、雰囲気も和やかです。
 

この前も旦那に付き合ってミサに行きました。

そこで、神父さんがこんなことを話していました。

「種は環境を整えて、必要なものを与えて初めて育ちます。

土に植えて、水をあげて、太陽の光に当てて、必要な肥料をあげて、初めてきれいな花を咲かせることができます。

そのまま土にも植えず、放っておけば、何の意味もないただの茶色い物体です。

また、土に植えたとしても何も世話をしなければ、花どころか芽も出ません。」
 

神父さんは宗教心を種に例えて話していましたが、ストレングスコーチの私は、「才能にも同じことが言えるなあ」と思いました。
 

いくら素晴らしい才能の資質を持っていても、それを磨かないと、持っていないのと同じです。

そして、才能を磨くには、まず自分がどんな才能を持っているのか気付かなければなりません。

それが最初の一歩なのですが、それがなかなか難しいのです。

なぜかと言うと、才能とは、たとえ他の人がなかなかできないことでも、自分には当たり前に簡単にできてしまうことなので、「そんなことぐらい、誰だってできるでしょ」と思ってしまい、特に取り立てて言うほどのことではないと感じてしまうからです。
 

ですので、ストレングスファインダーのような、才能を導き出すツールがあるのです。

ストレングスファインダー以外では、The VIA Character Strengthsというツールが有名です。

こちらは無料ですので、気軽に試すことができますよ。

https://www.viacharacter.org/account/register
(診断は日本語で行うことができます)
 

自分の才能を見つけたら、日常生活や仕事で、いつ、どんな場面でその才能を使っているか意識してみます。

そして、なるべくその才能を使う機会を増やします。

自分の才能を認識して、それを意識的に活用することで、ますます強みが強化されます。 

そんなところから始めてみることをお勧めします。
 

と、言うのは簡単ですが、実行はなかなか大変なものです。 

私も、いまだに自分の強みを研ぎ澄まそうと、日々頑張っています。
 

ゴンサレス靖子


 

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■ 写真提供 THỌ VƯƠNG HỒNG~Pixabay 

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