好きな事をして生きる

少し環境を変えてみると、天国が見えるかも

「スペイン人は自由奔放だな~~。」

先月の中頃に日本から帰ってきたばかりの時、久しぶりに見るスペインの人々の行動が新鮮に感じました。

日本とスペインが圧倒的に違うのは、自由度。

スペインでは、どんな年齢の人も、どんな社会的ポジションの人も、自分のやりたい放題に行動します。(違うかもしれないけど、そう見えます。) 

とはいえ、もちろん彼らの中にはリミットも、秩序もあるんだろうけど、その幅が大きいというか、線が本能に近いというか。 

こんな感じかな??

あ、もちろん、みんながみんなこれに当てはまるという訳ではありません。

おおざっぱに見た時の印象です。
 

今回、日本からスペインへの帰国便は、成田発ヘルシンキ経由マドリッド着。

ヘルシンキのマドリッド行フライトが出るゲートは、スペイン人で溢れていて、そこはまるでスペインでした。

そこでは、5-6歳位の3人の子供が床に座って、おもちゃを広げて遊んでいました。
 
お父さんとお母さんもそれに参加して、すっかりくつろいでいて、ゲートがこの家族のリビング化してる!

そんな光景は、どこの国でも見かけた事はありませんでした。

でも、この家族の悪びれないあっけらかんとした様子を見ると、嫌悪感はなく、微笑ましいぐらいでした。
 

そういえば、アメリカ西海岸に住んでいる日本人の知人がマドリッドに来た時に「マドリッドって、随分人が自由奔放だね。」と言っていました。

LAから来た人にそんな事いわれるなんて!

どう考えてもLAの方が自由奔放じゃないかと思ったのですが、自由奔放なのは一部の人だけで、みんながみんなそういうわけではないんだよ、と言っていました。

まあ、マドリッドだって、全員自由奔放っていう訳でもないですけど… 
 

もちろん自由奔放がいいとは一概に言えません。

自由奔放という事は、秩序にかけてるという見方もあります。

よい面ばかりではありません。
 

でも私にとっては、この自由奔放さが心地良いし、自分が素のままで生き生きと生きられる場所だと思っています。
 

自分に合っていない環境に身を置いて、苦しんでいるクライアントさん、友人、知人を何人も見ました。

そんな人達も、大した努力はせずに、ちょっと環境変えてみただけで、ずいぶんと楽に生きることができるようになっています。

環境の変化とは、今の仕事をやめる事だったり、仲間を変える事だったり、引っ越しだったり、ちょっとした新しい勉強をしてみる事だったりいろいろです。
 

確かに、環境変えるって難しいです。

人間には生存を維持する為に、変化を嫌う遺伝子が入っているので、それに逆らうのは、ちょっとしたエネルギーがいります。

でもそのエネルギーをエイっと出して、環境を変えてみると、そこには、「あの時の苦しみはなんだったんだろう?」と思うような、楽しい人生が待っているかもしれません。
 

ゴンサレス靖子

 

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