自分が欠点だ、と思っていることが、実は長所の裏側だという事があります。
というのも、欠点も長所も自分が持つ、一つの才能の元から来ている事が多いのです。
なぜ ”才能の元”なのかと言うと、人よりも際立っているからです。
その才能の元が、長所に出るか、短所にでるか。
それで大きく変わります。
たとえば、物事のネガティブな面ばかり見えてしまってそれが短所だと思っているとします。
実はそれは、ネガティブ面を改善した後の完成形に到達するには、どうしたらよいかがわかる、という長所の裏側ということもあります。
そんな人は、多くの人が逃げてしまうような問題にも立ち向かって次々と解決していきます。
もう一つの例。
飽きっぽくて長続きしないところが短所だと思っている人は、実は次々といろいろなアイデアがたくさん湧いてくるから、その次のアイデアに移っているだけという事もあります。
そんな人は、泉のようにアイデアが湧いてくるという長所を持っています。
他の例。
人の反応を異常に気にしてしまい、「いけない事言っちゃったかな?」などど、くよくよ考えてしまう事が短所だと思っている人は、人の気持ちが自分の事にようにわかって、周りの人が困っている時は誰よりも早く気づき、助けの手を差し伸べるという長所を持っています。
こうやって、長所も短所も同じ才能の元からきているのなら、なるべく短所として出すのはやめて、長所として出す方がいいのは言うまでもありません。
それができるようになると、自分に自信が湧いてくるし、人生もっと楽に、楽しく過ごせるようになります。
そんな人生を目指したいと思ませんか?
ゴンサレス靖子