「変わっている」と言われたり、他の人と違うような気がして、自信を失ってしまうことってありませんか?
でも、声を大にして言いたいです!!!
その違いは、大きな強みになる可能性があるのです!
というのも、その「変わっている」部分は、視点や考え方や行動が多くの人と違う、ということですよね。
ですので、きっと誰も思いつかないアイデアを生み出したり、他の人が気づかないところに目を向ける力を持っています。
もちろん、それが、自分の足を引っ張る考えや行動になってしまうと、苦しくなりますが、効果的に活かせる方法を見つければ、間違いなく人生をより豊かにする強力な強みになります。
私はフランスのドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」が好きです。
あなたがお住まいの国でも放送されているでしょうか?
主人公のアストリッドは自閉症で、多くの人と同じような社会生活を送るのは苦手です。
でもずば抜けた記憶力・読解力、鋭い洞察力、独特の視点で、パリ警察に協力をし、難事件をつぎつぎと解決していきます。
また、アストリッドは聴覚過敏で、少しの雑音でもパニックになるので、普段はイヤーマフをしているほどです。
音楽が解決のキーとなったある事件では、多くの人が聞こえない音がアストリッドには聞こえ、それが解決に導いた事もあります。
アストリッドの例は極端ですが、一見欠点に見える、人と違う部分も、使い方次第ではとても有効に活かせるのです。
だから、周りと違うことは否定的にとらえる必要はまったくありません!!
まずはその「違い」を悪いものでも良いものででもなく、単なる「違い」と認識してみるといいです。
その上で自分の足をひっぱったり、他人を不快にする使い方ではなく、役に立ったり、気分が良くなるような使い方はできないか、考えてみます。
それができるようになった時、その「違い」は他の誰にもまねできない自分の大きな強みになります!!
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 Mohamed Chermiti~Pixabay