今日はメールマガジンの読者さんからの質問にお答えします。
今回も質問者は洋子さんです。
洋子さんから以下のご質問をいただきました。
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私は人と仲良くなりたい気持ちはあるのですが、最初は良いと思った相手でも、時間が経つと欠点が目に付き、苦手になってしまうことが多いです。
特に、他人の私生活を詮索したり、人の悪口を言う人とは、良い関係を築くのが難しいと感じます。
昔から信頼できる人や冗談が通じる仲間とは安心して付き合えますが、新しく知り合った人を信じるのは難しいです。
ですので、無理に仲良くしたり信じる必要はないのではとも思うのですが、どう思いますか?
ましてや、わざと困ることを言ったり、私を嫌っていると感じる人と無理に仲良くする必要はないですよね?
自分にとって大切な人たちとの関係を深めるほうが良いと感じています。
ただ、それだと社交辞令だけで済ませることになり、楽ではありますが、本音で話す機会が減ってしまうので、少し寂しい気もします。
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洋子さんのご質問からは、人との関係性について深く考えている様子が伝わります。
一緒にいてあまり気持ちが良くない相手に対しても「仲良くするべきか」と悩むその姿勢は、洋子さんの優しさや思いやりの現れだと感じます。
多くの人は、利害関係がある時は別として(上司、重要なお客さんなど)一緒にいて嫌な気持ちになる人とはなるべく接しないようにします。
そんな行動を洋子さんが「良くないのではないか?」「冷たいかな?」と思うというところに何か特別な理由がありそうです。
どうしてそう思うのか、聞いてみたいところです。
洋子さんは「私がおかしいのかな?」と書いてらっしゃいます。
おかしくはないですが、一般的ではないので、そこに何か解決のヒントが隠れているような気がします。
今回はそこのところを実際にお話して深堀できないので、少し一般的なお話をします。
まず、その「一緒にいて嫌な気持ちになる人」は誰か?ということがポイントになります。
家族だったり、自分にとって大切な人ならば、一緒にいて嫌にならない方法を考えて、関係を良くする努力が必要かもしれません。
ただ、洋子さんの文面からすると、そうではなく、新しく出会う人や、自分にとってそれほど重要ではない人のことで悩んでいると察します。
その場合は、そういった人から離れることをお勧めします。
無理に仲良くする必要はありません。
ただ、洋子さんは「相手がどんな気持ちになるだろうか。。。」と心配していしまい、自分の感情より、人の感情を優先してしまって躊躇してしまうかもしれません。
でも、それが続くと、洋子さんのエネルギーの限界を超えてしまい、自分自身の健康や幸福を犠牲にしてしまうかもしれません。
もしかしたら、今その状態にいるのかもしれません。
また、洋子さんは「新しく知り合った人を信じるのが難しい」と書いていますが、それは珍しいことではありません。
何事も慎重に、失敗しないように行うという資質を持っている人は、人間関係についても同じように慎重になります。
それはそれでいいのです。
時間をかけて少しづつ信頼できる部分を広げていけばいいのです。
そして、「この人は信頼できそう。」と感じてきたら、社交辞令だけでなく、本音で話していき、少しづつ関係を深めていけばいいのです。
無理をして気の合わない人と付き合うのではなく、思い切って、自分が心地よくいられる関係に時間やエネルギーを注ぐことをお勧めします。
そうすることで、きっと充実した人間関係を築いていき、幸せを感じるようになるでしょう。
無理をせずに、ボチボチとやってみてください。
ゴンサレス靖子
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写真提供:Martin Polo ~ pixabay