好きな事をして生きる

不純な動機で始めた事って、案外達成できるよね

「不純な動機で始めた事って、案外達成できるよね。」

そんな話を友人としていました。

「不純」といっても、あまり変な事は、想像しないでください。(笑)
 

たとえば、私の場合。
 

一生懸命に英語の勉強を始めたのは、好きなロックスター(アメリカ人)が、インタビューで何を話してるのか理解したかったから。

だって、ボンジョビのベースが抜けた理由を、当時の日本語のウィキペディアには、こう書いてあっったんです。

「ツアーばかりのミュージシャン生活はもういやだ、バイク屋を開くことにした。とアレックスは言ってやめていった。」

一方英語のウィキペディアには、こう書いてありました。

「彼のプレーには、あまりにも間違いが多すぎたのと、素行が悪かったから、クビになった。」

何この違い!

だめ、だめ!

日本で、誰かがフィルターにかけて流してる情報だけじゃだめ!

彼らの生の声が、わかるようならなくちゃ!

と思ったのが、私が英語を頑張り始めた「不純な動機」でした。
 

ボンジョビのベースが脱退した理由なんて、世の中の殆どに人にとっては、どうでもいい事。

なのに、私の感情を揺さぶるもがあって、このモチベーションは、「TOEICで何点取らなきゃ!」という人達のものよりも、絶対に強かったのは間違いなし。

TOEIC 対 ボンジョビ。

そりゃあ、ボンジョビが勝つでしょう。(私にとっては…)

好きなことにかける情熱っていうのは、すごいエネルギーがあるからね。
 

おかげで、知らないうちに英語が理解できるようになっていました。

ふと気づいたら「あれ? わかるようになってるじゃない。」って感じ。

 

一方、友人は「不純な動機」で、早起きを達成したと言いました。

彼女は朝が大の苦手でした。

朝会うと、なんだか、起きてるんだか、起きてないんだか、わからない感じで、どんよりとしていました。

でも、ある日、勤めている会社が急にフレックスタイムを導入して、早く出勤すれば、その分早く帰れる事になったのです。

早く帰れるなら、近所のアルバイトの学生に頼んでた、子供の迎えに自分が行ける。

そして、そのあとのサッカー教室に送り届ける事もできる。

子供がサッカーをやってる間、同じ施設のジムで、自分もエクササイズができる。

いい事だらけ!

そこで、彼女は、「早起きができるようになる本」のようなものを買って、そこに書いてあったことを実践して、習慣を変えたんです。

そして、今では5時半に起きるようになりました。

そんな事あり得ない! というぐらい、早起きが嫌いで、苦手だったのに!

「会社を早く出たい!」という「不純な動機」で早起きを達成したんですね~。(本当の動機は、「子供と一緒にいたい。」ですが。)

 

…「不純な動機」というと、聞こえが悪いですね。

ここで言う「不純な動機」は「好きな事、やりたい事にかけられるエネルギー」とも言えます。

そのエネルギーで、なんでも達成できちゃうんです。

時間はかかるんですよ。

年単位です。

私の英語は5-6年、友人の早起きは、苦痛でなく起きられるようになるまで、2年かかったと言っていました。

でも、お互い、随分時間がかかったなあ、という感覚はないんです。

大変だったなあ、という感覚もありません。

ただ単に、やってればいつかは出来るようになるだろう、と時々サボりながらも粛々と、来る日も来る日も、やる事をやっていただけです。

出来るようになるまでやろうと、毎日思っていただけで、いついつまでに達成しよう、とは考えてなかったんです。

ただ、不思議と「出来ないだろう。」と、言う気持ちは、なかったんですよね。

で、ふと気づいたら、いつのまにか出来ていた。

好きな事や、やりたいことやる時って、そう言うものです。

だから、どんな小さな事でも、「こうなりたい!」「 こうしたい!」と思ったら、やってみて!

苦労なくできるから!

それがきっかけで、思いがけない素晴らしいところに、到達するかもしれません。

 

たとえば私のその友人。

友人は、早く出勤して、早く会社から帰って、子供と一緒にいる時間を作りたくて、早起きを始めました。

そのうち、子供の成長に伴って自分の時間ができ始めてきたので、長年勉強していた風水を活かして、教室を開くようになったのです。

風水教室を開くのは、彼女の長年の夢だったのです。

 

私は、英語がわかるようになったおかげで、ずいぶんと世界が広がりました。

自己啓発とか、コーチングとか、マーケティングは、アメリカが先進国なので、日本語に訳されていない英語の良いインプット材料がたくさんあります。

そんな、いい教材やコンテンツをたくさんインプットできて、その恩恵を、た~~ぷりと受けて、今のお仕事につながっています。

不純な動機で始めたものが、こんなに役立つなんて!

 

そうそう、おまけのエピソード。

結局大好きなロックスター達の生の声は理解できるようになったけど、この人達、結構その時その時で、言う事が違っていて、矛盾だらけ。

よくもまあ、この前と違うことを自信満々に、しゃあしゃあと言うね、と思わされることもしばしば。

情報の食い違いは、日本の情報フィルターのせいだけじゃないんだろうな、と実感。

この人達、実は真実は言わないんだ!というのが結論でした。

 

ゴンサレス靖子

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