明日はバレンタインデーですね。
スペインではあまり祝う(?)事なく、プレゼントを交換したり、ディナーに行ったりするカップルが一部いるぐらいで、静かなものです。
「チョコレートをメソアメリカからヨーロッパに持ってきたのは、俺たちだ! そして、あのまずかった物にお砂糖を入れて、美味しくしたのは、俺たちだぞ!」と、スペイン人たちは、威張っていますが、この国ではバレンタインデーに、チョコレートを贈る習慣はありません。
だから、日本のバレンタインデーの賑わいが、少しだけ懐かしいです。
私が日本に住んでいた30年前ぐらいまでは、結構手作りチョコレートが流行っていました。
私もせっせとこの時期は、チョコレート作りに励みました。
必ず失敗作がでたので、それは、弟や父にあげていた事を思い出します。
今思うと、女性から男性に告白する口実にも使われる日本のバレンタインデーは、かわいい習慣です。
良い思い出がたくさんあるので、私は好きです。
(別に、告白しまくっていたわけではありませんよ!)
こんなバレンタインシーズンに、ふと思います。
海外に住んでいる女性のクライアントさん達には、結構カップルの悩みが多いなあと。
生活習慣が違う、考え方が違う、文化が違うなどは、もちろん最初から分かっていた事ではあります。
でも、一緒に住み始めると、それが思ったより障害になったりします。
そして、感情の表現のしかたの違いは、それ以上にネックになったりします。
深い意味なく言った事が、実は相手を深く傷つけたり、相手の何気ない言葉に大きなショックを受けて絶望させられたり。
好きになった人とは言え、考えさせられしまう事はあるわけです。
解決策は??
う~~ん、それぞれのケースがあるので、これ!という魔法の方法はありません。
ただ、思うには…
どんな人にも、良い面と悪い面があります。
だったら、なるべく良い面を出し続ける方がいいと思うのです。
まあ、当たり前ですよね。
あたなたは、パートナーの良い面を出してあげているでしょうか?
もしかして、お互いが、お互いの悪い面ばかりを引き出して、悪循環にはまっているかもしれません。
他人に、ああして欲しい、こうして欲しいと要求しても、なかなかその通りにはならないものです。
そんな経験ないですか?
私自身も、何百回言われても、なおらない事が山ほどあります。
できないものは、できないんです…
だから、相手の気に入らないところは、「もうしょうがない!」とちょっと脇に置いてみるのです。
忘れるとか、許すとかは、やっぱりハードルが高いので、とりあえずは、ちょっとカメラを引く感じです。
そして、次に相手のいいところに、クローズアップしてみるのです。
好きになった相手だから、絶対素晴らしいところがたくさんあるはず。
パートナーの良いところを挙げてみて、それに意識を集中してみる。
そして、その良いところを引き出す事に、ちょっとエネルギーを使ってみる。
私も、多くのクライアントさんも、これで円満な関係を保てるようになりました!
具体的にどんな事をやったかは、また別の機会に書きますね。
ゴンサレス靖子