世界中で、第二波とか第三波が来たと言われているなか、あなたがお住まいの国ではいかがでしょうか?
スペインは、緊急事態宣言が出ています。
しかも来年の5月まで。
とは言っても 、3月4月のようにお店が閉まってしまうわけではなく、人数制限・時間制限・移動制限があるだけです。
”だけ”というのもなんですが…
それに対して、それは違法だと訴える組織がいたり、または内閣不信任決議案がでたり、政治的にも揺れています。
周りがザワザワとしていますが、こんな時こそ、毎日を大切にしながら、粛々と日常を過ごす事が大切です。
もちろん必要な情報もありますが、あまり振り回されないように。
コロナ禍は長引きそうだし、世界のあちこちで政治は揺らいでいるし、経済はボロボロだから、振り回されてしまうのも、無理はありませんが。
そして、そういった周りの状況に、特に影響を受けやすいタイプとの人達がいます。
私がいつも語っているストレングスファインダーの[共感性]という行動・思考・感情のパターンを持つ人達です。
実は私が行っている【あなたの強み発掘プレミアム診断】をご利用して頂いた方の中でも、この資質を持つ方は多いです。
この資質を持つ方達は、相手の気持ちと、自分の気持ちの境界線がなく、周囲の人達の感情をそのまま吸い込んでしまう才能を持ちます。
人の気持ちがわかる優しい人なゆえに、嫌なニュースを見ていると、それがあたかも自分に降りかかってきている事のように感じてしまい、とっても苦しくなるのです。
この前は「”covid-19の症状に苦しむ”、”閉店・休業”、”医療従事者への不当な差別”などを見ると、とてつもなく悲しくなったり、怒りを覚えたりします。」といっていた方もいました。
そして、何かが起こると、テレビは同じ悲惨なことばっかり、繰り返し放送するから、もう勘弁してくれ、という感じになるらしいです。
そんな時は、その[共感性]をお休みさせる期間と決めて、そういった情報をシャットダウンした方がいいです。
思い切ってTVは娯楽番組だけにして、ニュースは必要不可欠な情報だけをネットで見る。
そうしないと、参ってしまうかもしれません。
自分は他の人より、感情のセンサーが異常に高い、と自覚して、ちょっといたわってあげて下さい。
同時に、このタイプの人の栄養源は、人との温かい会話や思いやりのある関わりなので、家族や親友と、「こんないい事があったんだよ。」「こんな楽しい事があったんだよ。」と頻繁に近況を話すといいですね。
悲しくなって、ふさぎ込んでしまうのが、一番もったいないです。
パーっと、気分が明かるくなる、というところまではいかなくても、悲しみから出る方法はたくさんあるので、そこにとどまらないでくださいね。
ゴンサレス靖子