やりたいことがあるのに、なかなか行動に移せないという悩みは、永遠のテーマです。
そして、行動に移せない理由の一つは、失敗するのが怖いからです。
なぜ失敗するのが怖いのでしょうか。
失敗すると、人に批判されるような気がして恥ずかしいから?
失敗すると、今の生活が成り立たなくなるから?
本当にそうでしょうか?
実際は、人はそんなにあなたの行動を気にしていません。
所詮その人にとっては、人ごとなので、批判したとしても、そんな事、すぐに忘れてしまいます。
生活だって、ちょっと視野を広げてみれば、いろいろな方法で生きていくことができます。
ある方は起業する時に、「もし失敗したら、家賃が安い成田に引っ越して、とりあえずはアルバイトすればいい。」と思ったら、気が楽になって起業に踏み出せたと語っていました
そうやって、うまくいかなかった時にどうするかという ”命綱”みたいなものを用意しておくと、失敗も怖くなくなります。
また、既に成功している人を見つけて、導いでもらうのはいい方法です。
「自分にも、できそうだ。」と思えてきて、失敗が怖くなくなります。
身近にそんな人がいなかったら、成功している人の本を読んでみるといいです。
また”失敗”の定義は、人それぞれ違います。
周りの人が失敗だと思っていなくても、自分は失敗だと思ってしまうケース。
周りの人が失敗だって思っても、自分は失敗ではなく実験だったと思うケース。
「あ、これ、うまくいかなかったな。」と思うものの、そこから学べることも山のようにあります。
うまくいってる人と、うまくいってない人の違いは、どれだけ失敗の数を踏んで、乗り越えていったかにもよります。
何もしなければ、失敗もしない、その代わり、いいことも起きないし、成長もありません。
何か新しいことを始める時は、失敗はつきものですが、得るものも大きいです
また、失敗の数が多ければ多いほど、その道のプロになれます。
ベストセラー作家の本田健さんは、
「僕はいろいろな事にチャレンジするので、失敗も人の何倍も多いし、規模も大きい。 失敗するたびに、自分の心が粉々になる。 その粉々になった心の破片をひとつづつ拾い集めて、組み立てなおして、またチャレンジをする。 その繰り返し。」
と言っていました。
人生を破壊するような取り返しのつかないような失敗はやめたほうがいいけれども 、自分が後でフォローできるような失敗はどんどんやったほうがいいです。
何も起こらない退屈な人生より、失敗を繰りかえしながら、前進していった方が、人生を味わえます。
そんな人生は、きっと悔いることのない豊かなものだと思います。
ゴンサレス靖子