先週の誕生日には、またいろいろと考えを巡らせていました。
と、いいつつ、食いしん坊なので、美味しいものも食べに行ってきました。
おしゃれで気取ったところは、会社の会食で散々行っていて飽きてきたので(と言っても、そんなに頻繁に行っているわけではありませんが)、今回は泥臭い”ザ・スペイン”という雰囲気のお店に行ってきました。
食べたのは、17世紀から食べ続けられているという、マドリッドの伝統料理。
決して、お上品でもおしゃれでもない、でも素朴でおいしい、これ。
コシード・マドリレーニョといいます。
(ちなみに一人で全部食べたわけではないですよ~。2人分です。)
これを食べに行く前に、また過去を振り返りながら、思いにふけっていました。
出会うべき人とは、必ず出会う事になっているのだなあと。
56歳になった私が、こんな生活をしているのもの、こういう人達に出会ったからだと。
なんだかスピリチャルな話になりそうですが、そうでもなく…。
人には、多分、「こういう人と出会いたい。」とか、「自分には、こういう人が必要。」などという気持ちが、自分では意識していない潜在意識の中にいつもあるのではないかと思っています。
そして、そんな人に会った時、ピピッと反応するのです。
それは、実際に会った人かもしれないし、自分だけが一方的に知る著名人かもしれません。
どっちでもいいけれど、ピピっと反応すると、その人達に導かれて、自分ひとりでは見つけられない、新たな世界の扉を開ける事ができるのです。
私も、随分いろいろな人に目を開かせてもらい、新しい扉をあけて、今の仕事にたどり着きました。
15年前ぐらいは、まさか自分がライフコーチの仕事をするだなんて、思ってもいませんでした。
時系列でならべてみると、導いてくれたのは、こんな人達です。
● 英語とポルトガル語の勉強に使っていた、カナダのオンライン語学スクールの社長S氏。(カナダ人。実際にお会いした方)
いろいろあって、語学ではなく、自己啓発とオンラインビジネスへ目を開かせてくれました。
● アメリカのマーケター、R.S氏 (アメリカ人。私が一方的に知っている著名人)
上に書いたオンライン語学スクールのコンサルタントさん。 オンラインビジネスへの興味を深めてくれて、希望を与えてくれました。
● アメリカの自己啓発コーチ B.B氏(アメリカ人。私が一方的に知っている著名人)
上に書いた、アメリカのマーケターが紹介していたコーチ。
自己啓発・自己成長・好きな事をして生きるなど、今の私の考えを形成してくれました。
● ストレングスファインダー・コーチ Mさん(日本人。実際にお世話になってる方)
この方が書いた、日経ビジネスという雑誌の記事に感銘を受けて、ストレングスファインダーにはまりました。
のち、この方から直接ストレングスファインダーを教えてもらう事になりました。
現在も続けてトレーニングを受けています。
● ビジネスコンサルタント Kさん(日本人。実際にお世話になってる方)
ビジネスの”ビ”の字も知らなった私を根気よくサポートしてくれました。
「靖子さんは、コーチングをビジネスにしてみたらいいかもしれませんよ。」とまったくコーチングをビジネスにしようと思っていなかった時に、アドバイスしてくれました。
この一言がなかったら、今の私はいません。
これからも「出会いたい人との出会い」「必要な人との出会い」は絶えずあると思っています。
(ちなみに、これは、今のお仕事につながった「出会い」ですが、仕事関係以外で出会った「自分にとって必要な人」もたくさんいます。 代表的な人: 旦那)
ただ、ぼんやりと過ごしていては、アンテナがさび付いて、出会いに気づかないかもしれないので、そこは気を付けなければなりません。
そんな「出会いたい人」「自分に必要な人」は、いつも周りにいて、その時その時に、自分自身が、それに気づき、チョイスしていると思うからです。
だから、「出会いたい人」「自分に必要な人」だという、ちょっとしたサインを見逃さないように、アンテナをピカピカにしておく必要があるのです。
では、どうやって、ピカピカにするか。
まずは、なるべく自分自身に誠実になって、自分の声に耳を澄まし続けるようにします。
自分はどんな事を大切にして生きていくのか。
何をするのが好きなのか。
どんな風になりたいのか。
何を目指して生きていくのか。
そうすると、新し世界に自分を導いてくれるのは、誰だかわかるようになります。
世の中には、実に多くの妨害電波があるので、くれぐれもそれに惑わされて、本当の自分を見失わないように。
ゴンサレス靖子