「こういうビジネスをやりたい」「こういう職業につきたい」と思っていても、「自分がそれをできるとは思えない…。」と思う事はよくあります。
クライアントさんの中でも、「カウンセラーになりたい」「コーチになりたい」「ユーチューバーになりたい」どいう方が割といますが、みな口をそろえて、「でもなれるような気がしない。」と言います。
そして、「なれるような気がしないから、前に進めない。」と言います。
前に進めないのなら、残念ながらなれません。
そこで終わりです。
とはいえ、なれるような気がしないのは、当たり前の事です。
やったことない事は、できるかどうかわかるはずはありません。
だから大丈夫です。
安心してください。
前進するのに、「自分はそうなれる!」とか「絶対できる!」などと思う必要はないのです。
それに、なれそうもないと思っていたり、できるような気がしないのに、「絶対なれる!」「絶対できるんだ!」と思え、というのは、無理難題にもほどがあります。
「なれる気はしないんだけどなあ。」「本当に私、できるのかね??」と思っているままでよいのです。
ただし、やらなければならない事はあります。
それは、目的地に向かって少しづつでもいいので、進んでいくこと。
例えば、家から新宿に行こうとするとします。
「絶対新宿に到着できる!」と力んで信じ込まなくても、どうやって行くかを調べ、その通りに行けば到着します。
飛行機を使うか、電車を使うか、車を使うか、自転車を使うか、歩いて行くか、それは人それぞれだし、現在どこにいるかによっても違ってきます。
とにかく、目的に向かって動き始めれば、いつかは到着します。
青森にいるのに、歩いて行こうと計画したとしたら、「こりゃ、電車にでも乗らないと、体力が持たないな。」と思って、計画を変更するかもしれません。
もしかしたら、途中で「新宿じゃなくて、横浜の方がいいな。」など目的地の変更をするかもしれません。
とにかく、適切な行動をすれば、いつかは着くのです。
「やっぱりや~めた。」と思うのもアリです。
その場合は、「今ここにいることが幸せ。」と思ったり、「新宿じゃなくて、私はインドだ!」などと、新しい発見があったりもします。
とにかく、今の場所で、ぐるぐると考えるだけの状態にピリオドを打つことがきます。
結局、何を言いたいかというと…。
自分の望みを実現させたいと思った時、「絶対にできる!」と思えなくてもいいから、とにかく、望み実現させる道のりを見つけだして、そこを一歩一歩歩いていけばいいのです。
確信なんかなくてもいいのです。
迷いながらでも、不安の中にいながらでも、一歩一歩進んでいくのです。
私もスペインに移住できるだなんて思っていませんでした。
コーチになる事に関しては、「絶対無理でしょ。」ぐらいに思っていました。
でも、そう思いつつも、そこへの道を一歩一歩、歩んでいきました。
その結果が今。
立証しましたよね。
ゴンサレス靖子