新しいことをやる時というのは、一体どこから始めて行ったらいいか分からない事が多いかと思います。
たぶん、いろいろとリサーチしたり、すでにやったことがある人に聞いたりと、インプットはするでしょう。
それでもやっぱり、いざ自分が行動に踏みだすとなると、そう簡単にはいかないのが実情です。
そんな時は、とにかくなんでもいいから、1つ選んで、そこからやってみるしかありません。
その時に、失敗したら大変なことになってしまうような大きな事を選ばずに、まずは失敗してもあまり差支えない事を選びます。
どうしても私たちは、「失敗したらイヤだな。」と思いがちです。
でも、実際、最初から大成功する確率はそんなに大きくないのです。
最初は、うまくいかないものなのです。
赤ちゃんだって、転ぶことなしには歩けるようになりませんよね。
といいつつ、私は時間を無駄にするのが好きではないので、ついつい、「これって時間の無駄になるんじゃないかな?」と思って躊躇してしまう事がよくあります。
そんな時は、1回目はそれ自体を成功させるためにやるというより、2回目以降に成功できるための基準点を作るためにやる、と考えてやってみます。
そうすると、時間の無駄ではなく、「有意義な準備の時間」と考える事ができて、前に進めるようになります。
一度やってみると、「こういうところは、このやり方じゃなくて、 あっちのやり方の方がいいんだ。」とか、「 これをやるには、こういう 知識がまだ足りてないんだ。この部分を勉強しなきゃ。」とか、「この部分は、自分でやるととてつもなく 時間がかかってしまうから、誰かにやってもらったほうがいいな。」などど、いろいろ改善点に気づきます。
そして、 本や誰かの話などでインプットした知識ではわからなかった事や、自分に合った方法などがたくさん分かってきます。
こうやって、最初から、成功を目指さずに、1回目はとにかく この基準を作るということをするのを目的にやってみると、案外うまくいうので、おすすめです。
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 Engin Akyurt~Pixabay