強みを見失った時、人生が色あせた

前回は、私とストレングスファインダーとの出会いについてお話ししました。
今日は、その続きとして「強みを活かせなかったつらい時期」についてお話ししたいと思います。

自分の強みを活かしているときは、不思議と「他の人が難しい」と、感じることも自然にできてしまいます。
そして、その瞬間には大きな充実感を感じます。
でも逆に、強みを発揮できていないときは驚くほどつらくなる――そんな経験を、私は身をもって味わいました。

あの時期は、ストレングスファインダーの[学習欲]資質を上位に持っていました。
[学習欲]は、新しいことを知り、自分の成長を感じることで満たされる資質です。
興味を持ったことを学んでいるとき、私は本当に幸せです。
資格取得や試験合格といった具体的な目的がなくても構いません。
学んでいるその瞬間に、幸せを感じるのです。

でも、この資質は、日常の忙しさに追われると忘れられやすいものです。
特に、自分の強みだと認識していないと、役に立たない自己満足に思えてしまい、学ぶことを自ら遠ざけてしまうことがあります。

そんな時期が、私にもありました。
諸事情で、次々と起こる問題解決に追われる毎日。
本を読むことや新しい知識を得ることは娯楽だと思い込み、「そんなことしている場合じゃない」と完全にやめてしまったのです。
その状態が2~3年続き、ついには「私の人生って、何の意味があるんだろう…」と考えるようになり、気持ちがどんどんしぼんでいきました。
もし私が「もう生きていてもしょうがない」と思う瞬間があるとしたら、それは学んだり、新しい事が体験できなくなった時かもしれません。

でも当時は、そのことに気づいていませんでした。

ストレングスファインダーを学び始めたときに、「[学習欲]を持っている人は、学ぶことや新しい体験をする事をやめちゃダメ!それがあなたの本質だから!」と先生に言われたとき、心から納得しました。
「ああ、だからあの時、人生が無意味に感じたんだ…」と腑に落ちたのです。
学ぶことや、新しい事を体験する事は、私にとって栄養素のようなもの。
それをやめると、人生が色あせ、幸福感も失われます。

そこで決心しました。
どんなに忙しくても、新しいことを吸収できる環境を作ろうと。
仕組みを作り、忙しさで自分を見失いそうなときでも、わずか10分で「自分が生きる意味」を思い出せるようにしました。

私にとって[学習欲]の強みを活かすことは、人生に意味を与えてくれるのです。
強みを知ることで、人生の意味が見えてきました。

私達は、忙しさの中で、強みを使う時間を後回しにしてしまいがちです。
でも本当は、強みこそが私たちの心を元気にし、人生を前に進めてくれる力なのです。

ゴンサレス靖子

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