今日も目標設定についてお話します。
というのも、巷では(というより、私の周りでは)もっぱらこの話ばかりなので、ついつい私もそちらに注意がいきます。
「目標設定なんか、面倒~~!」と思っている人も、「目標設定の時期」という雰囲気になっている今は、それとなく「じゃあ私も、目標を立ててみようかな」という気持ちになるもしれません。
一人でボソボソとやるよりも、雰囲気に駆り立てられながらやるというのは、上手くいく一つの方法だと思います。
いい機会かもしれません。
私はというと、年始には目標を立てません。
「おい、おい、散々言っておいて。」とお叱りを受けるかな?
私の一年の区切りは3月なのです。
数々の桜吹雪の中でのお別れ(卒業)と出会い(入学)が、私にとっては「1年の区切り」で、それがすっかり習慣化しました。
12月31日ではないんですよね。
桜が咲き始めるの見ると(スペインに来てからはアーモンドの花)「ああ、1年たったなあ。」とじわっとしたものが心に湧いてきます。
そして「ああ、新しい1年が始まる!!」とウキウキしてきます。
ですので、目標設定も3月終わりか4月初めに行います。
誰かが、「年が明けるというのは、自然現象からしたら、地球が太陽の周りを一周して同じ場所に戻ってきたという以上の意味はない。」と言っていました。
だったら、その始まりと終わりは、自分に一番しっくりくる時期にしてもいいのではないかと思っています。
とはいえ、目標は立てませんが、思いを巡らせる事はします。
考えることはこの2つ。
● この一年で一番やってよかった事
● 一年後にはどんな風になっていたいか
しっかりと考えるというより、ぼんやり考える、なんとなく空想する感じです。
ですので、文字にはしません。
「この一年で一番やってよかった事」については、それがどのように自分の生活によい影響を与えているかも考えます。
そうすると、「これからも続けよう!」とモチベーションがわいてきます。
「どんな風になっていたいか」については、できるかできないかは考えずに、純に自分の望みを空想します。
この時点では、どちらかというと「でも、そんな風になれるわけないよね。」と思うのが正直なところです。
ただ、「そんな風になれたらいいな」と、空想することが楽しくて、しょっちゅうそのことを思い出していると、目標を立てる3月ごろには、それに近づくための具体的な行動が思い浮かんできます。
結局は、この2つの事を考えることは、3月に目標を立てるための助走の役割をしてくれます。
これも一つの目標設定の方法です。
よろしかったら、お試しを!
ゴンサレス靖子
■ 写真提供 silviarita~Pixabay