スペイン国王を39年務めてきたフアンカルロス1世が今日退位して

新しい国王、フェリペ6世が誕生しました。

国会議事堂で行われた戴冠式をテレビで見ながら、

横に座っている、やはり今日、皇太子妃から

王妃になったレティシア王妃の事を考えました。

彼女は、王室とはまったく関係ない平民の出身。

新聞、ラジオ、テレビ、とジャーナリストの道をまっしぐらに歩いてきました。

1年後に離婚しましたが、

自分の高校の先生と結婚した経歴もあります。

フェリペ6世と結婚する少し前まで、

同僚である恋人と一緒に住んでいたそうです。

その恋人も毎日テレビでニュースを報道していましたが、

稀に見るイケメンでした。

当時、レティシアは毎日テレビでニュースを報道していました。

でもある日突然、報道する側から、報道される側に変わったのです。

まさにシンデレラストーリです。

彼女に皇太子妃になる素質があったのでしょうか？

確かに彼女は美人で、スタイルも良く、洋服のセンスも良いです。

自分の高校の先生と結婚したり、

同僚のジャーナリストと同棲したりと、

自分の気持ちに忠実に生きているような気がします。

そしてかなりの頑張屋さんだそうです。

でもやはり「同じクラスにいる美人で優秀な仲間」、

「美人で仕事のできる同僚」の

域は超えてなかったと思います。

世の中どこでどうなるかわかりませんね。

チャンスはあちらこちらに転がっています。

そのチャンスを掴む事ができるかどうかは、

まさに自分次第です。

チャンスに気づくか？

チャンスを掴む能力があるか？

そしてそのチャンスを掴みたいと望んでいるか？

テレビキャスターから皇太子妃、

そして今日王妃となった

堂々とした美しいレティシア王妃を見ながら

そんな事を考えていました。