私のところへ、セッションやワークショップを受けに来られる方は、ストレングスファインダーの[共感性] 資質を上位資質に持っていることが多いです。
この資質を上位に持つ方は、とても繊細な心の持ち主である事が多いです。
その分、人知れず悩みを抱えていることも少なくありません。
とはいえ、[共感性]を持っているからといって、みな同じタイプというわけではありません。
その人が持っている他の資質や、本来の性格や育ってきた環境によって、同じ[共感性]持ちでも随分とちがいます。
それでもやはり、共通する傾向はたくさんあるので、[共感性]持ちの方がもう少し楽に、軽やかに生きられるヒントをお伝えします。
さて、[共感性]を上位に持つ人の特徴はー
まず、他人の感情を直感的に感じ取り、まるで自分のことのように、相手の気持ちを理解します。
言葉だけではありません。
声のトーン、表情、ちょっとした沈黙、呼吸の変化——そんな微細なサインからも、心の動きを察知します。
思わず「エスパー?」と聞きたくなるほどです。
「なんとなく元気がない気がする」 「本当は不安を抱えていそうだ」、そんなわずかな違和感に、誰よりも早く気づきます。
そして、手を差し伸べ、相手が笑顔を取り戻す瞬間を見ることが、何よりの喜びです。
気配り上手で、常に相手の立場に立って物事を考えられます。
相手が何を求めているかも、自然と察知できます。
一見、いいことづくめです。
それなのに、なぜ苦しくなるのでしょうか。
それは、相手の感情を、自分のもののように感じてしまうからです。
相手が希望に満ちていれば、自分も満たされます。
でも、相手が苦しんでいたり、悲しんでいれば、その気持ちを丸ごと引き受けてしまいます。
時には、本人以上に苦しくなってしまうことさえあります。
愚痴を聞くのが本当は得意ではないのに、「助けてあげたい」「受け止めてあげたい」という思いから、真剣に耳を傾け、ぐったりと疲れてしまう事もあります。
また、「あんな言い方しちゃったけど大丈夫だったかな」などと、相手の気持ちを常に気にかけます。
人の気持ちを害したくないあまり、自分の本音よりも相手の感情を優先してしまうこともあります。
では、どうしたらいいのでしょうか。
これは、ある意味永遠のテーマです。
それを直そうと思っても直せないからです。
ですので、直そうと思わないでください。
大切なのは、上手に共存する方法を見つけて、少しでも、苦しくならないようにすることです。
まずは、自分がその資質を持っていることを受け入れてください。
「私は人の気持ちを強く感じ取る人なんだ」と認めること。
普通の人の100倍、人の気持ちがわかってしまうし、人のどう考えるか気になるし、迷惑をかけたくないという気持ちが人一倍強いのです。
周りを見回してみてください。
「あのさ~~!」と言いたくなるような鈍感な人、いませんか?
多くの人はそんなものです。
そしてもうひとつ、大切なことがあります。
できるだけ、愚痴や不満、対立の多いネガティブな環境から距離を取ること。
仕事を選ぶときは、職種だけでなく、働く環境を重視してください。
人間関係や空気感など、[共感性]の高い人にとって何よりも重要です。
もし「これが絶対にやりたい」というものがまだ見つかっていないなら、職種はさておき、まずは自分が心地よいと感じられる環境で働くことができる仕事を選んでください。
「共感性」を上位に持つからこそつらい気持ちなる事は多いかもしれません。
でも、誰よりも人の心に深く触れられる素晴らしい資質です。
大事に磨いていってください。
ゴンサレス靖子













