「自分らしく生きる自由」が私を健康にした

今日はメールマガジンの読者さんからの質問にお答えします。

「翔子さん」(仮名)から、次のようなコメントをいただきました。

「靖子さんは中学生頃まで体が弱く、高校生頃からは健康になってきたそうでうね。
私は18歳までは元気だったのですが、それ以降は体が弱くなり、疲れやすくなりました。
体調が良いと、いろいろなことをもっと楽しく、前向きにできるのではないかと思います。
元気を取り戻したいので、もし健康になったきっかけがあれば教えてください。」

確かに私は、高校生になるまでは体が弱く、しょっちゅう病気をしていました。
持病の他、小さな病気に次から次へとかかっていました
ほぼ慢性的に体調が悪かったので、当時は「これが普通なのかな」と思っていましたが、振り返ると確かにかなり体調が悪かったです。

そんな私が健康を取り戻したきっかけを振り返ると、いくつかのターニングポイントがありました。

まずは高校に進学たときです。

高校に進学してから、少しずつ体調が良くなりました。

その理由の一つは、ある程度「自由」を感じられるようになったからだと思います。
自分の意志で、好きな事ができるようなりました
特に大きかったのが、ロックバンドを組み、ギターを弾き始めたことです。
週に一度レンタルスタジオに集まり、チープ・トリックの曲を演奏しました。
メンバーそれぞれが奏でる音が一つの曲になる瞬間がたまらなく楽しく、ライブやコンクールに参加する機会も増え、どんどんのめり込んでいきました。
バンド関係の友達と集まって、だらだらと音楽の話をするのも、とっても楽しかったです。
だんだん体調もよくなり、心身に良い影響を与えたと思っています。

でも、一番大きな体調の変化は、スペインに移住してからでした。

小学生の頃からアレルギーがひどく、スペイン移住の1年前からは、週に一度は注射を打たなければならない状態でした。
しかし、スペインに着いてから、症状が徐々に和らぎ、一週間でほとんどの症状が消えたのです。
処方してもらった大量の薬は飲む事なく、捨てました。
その後、徐々に頭痛もなくなり、体が驚くほど元気になっていきました。

何が良かったのかと言うと。。。

たぶん「自由」を手に入れたのが良かったのだと思っています。
なんでも自分の意志で決める事ができる自由です。
どこに住むか、どんな仕事をするか、何を食べるか、何時に起きるか、何時に寝るか、どんな1日を過ごすか。。。

そんな選択の自由が私を元気にさせたと思っています。

もちろん、慣れない環境の中での生活は大変な事はたくさんありました。
でも、すべての事を自分で決められる、という自由の事を考えると、大したこととは思えませんでした。

また、何をやっても許されるという自由も手に入れました。
スペインでは、「異文化で育った外国人」として、私の個性をそのまま受け入れてもらえました。
反対に、日本に帰れば「海外に住んでいるいるから、感覚が少し違っても当たりまえ。」と、やはり皆、違いを受け入れてくれます。
どちらの環境でも「違うのは当たり前」というスタンスのおかげで、「こう生きなければならない」という枠から解放されました。

私が健康を取り戻すうえで重要だったのは、「自由」を手に入れたことです。
これは私が13歳ごろから無意識に求めていたものでした。

翔子さんにも、心から「これを手に入れたい」と思うものがあるのではないでしょうか?
それが何であれ、それに向かって行動してみることで、心身に良い変化が起きるかもしれません。
焦らず、自分のペースで取り組んでみてくださいね。

ゴンサレス靖子

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